「屋根が壊れてるから見ましょうか?」「近くで工事をしていて屋根が浮いているのが見えたので…」突然のインターホンに対応したらこんなことを言われた経験はないですか??
屋根のお問い合わせで多いのが、上記のように急に業者の人が来て心配になってという相談です。
戸建てにお住まいの方は経験があるのではないでしょうか。
これらはほとんどが詐欺です!!このような訪問が来たらどう対応すれば良いのか、どんな家が狙われやすいのかを公開しますので、絶対に騙されないようにしましょう!
屋根の修理詐欺とは
「屋根が壊れているのが見えたので…」
戸建てのお宅に訪問して屋根について不安を煽る詐欺です。近年多くみられています。
「屋根の釘が外れているから見ましょうか?」「屋根が浮いているので見させてください。」などお住まいの方の不安を煽り、屋根に登ろうとします。
しかしこのようなことを言われても、絶対に屋根に乗せてはいけません!
屋根の上で業者が行なうことは破壊です。特に壊れてもいない屋根をあたかも初めから壊れていたかのように手を加え、写真や屋根の欠片を見せて屋根の葺き替えや修理を促し高額な契約を取り付けます。
屋根がおかしいと言われ不安な中、こんなことになっていましたよと壊された屋根の現状を見せられて、あり得ない内容の契約書にサインをしてしまう方が多くいらっしゃるのです。
絶対に飛び込み業者の言うことは信じてはいけません!
狙われやすい家
だいたいの詐欺業者は「近くで足場を架けていてそこから見えたので」など近くで工事をしていてたまたま気になったのでという言い方をしてきます。
私も現場管理の為足場に登る機会は良くありますが、隣でない限り近隣のお宅の釘の浮きなどは見つけることができません。ましてや歩いていて屋根のおかしい箇所が見受けられるなんてことはよっぽどのことがない限りありえません。もしも見えたとしたらお住まいになっている方でも気付けるような大きな破損です。
実際に私が務めていた会社を名乗って訪問していた詐欺業者もいました。足場のメッシュシートにある会社の名前を見て使っていたようです。
もしも本当に気になる程の大きな破損があった場合にお声がけするとしても一般的な業者は必ず名刺を渡します。そして屋根に登ることはせず、ご自身が頼りにしているリフォーム会社に連絡するよう促すでしょう。
近隣でリフォーム工事を行なっているときや、そろそろ外壁塗装など足場を架ける工事が必要そうおなお宅は特に注意が必要です!
もしも飛び込み業者が来たら
実体験になりますが、私が住んでいた賃貸の戸建てにも飛び込み業者が来ました。そのときは本当に賃貸だったので、「賃貸なんです〜」と言ったら「そうですか〜」とすぐにいなくなりました。
もし持ち家であっても、持ち家か賃貸かなど他人が分かるはずがありません。大切なお住まいを守る為にその場しのぎの嘘も大切です。是非使ってみてください!
他にも「いつもお願いしている会社があるので連絡してみます」など話し込まずに必ずすぐに断ってください!
手が離せないと言ってインターホン越しに対応することが一番安心です。
話し始めてしまうとあの手この手で不安を煽ってくるのが詐欺業者です。
もしも不安になってしまったら、一度お願いしているリフォーム会社に相談してみましょう。こういう人が来て不安なんだということを伝えて現状を確認してもらい、的確なアドバイスをもらいましょう。特に問題がなければ安心できます。
もしも決まったリフォーム会社がない場合には、ドローンによる屋根点検を行なっているリフォーム会社を探してみましょう!ドローンでの調査は実際に屋根に登ることなく、ドローンを飛ばして写真で現状を確認できます。
リフォーム会社では屋根の修理詐欺が多発しているという情報が入っているので、そのような相談にも応えてくれる会社が多くあります。迷惑な事は何もないので、悩まずに一度相談してください!
屋根の修理詐欺のまとめ
訪問業者に屋根がおかしいと言われても絶対に屋根の登らせないでください。屋根を壊されて高額な修理代を要求されてしまします。
ご高齢の方やお話好きな方は特に飛び込み業者の話に乗せられてしまいやすいので、ご両親やおじいちゃんおばあちゃんなどには注意喚起として日頃から伝えていきましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。他の記事もぜひご覧ください☆
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